だるまエピソード
EPISODEだるまが出会った、暮らしの1ページ。
A page of life we met.もう一度、縁側でお茶を。


退院の日、ご本人が口にされたのは「縁側でお茶が飲みたい」というひと言でした。当時はベッドから起き上がることもむずかしく、ご家族は「家で看られるだろうか」と不安を話しておられました。【仮】
私たちはまず、朝の体調の確認とお薬の管理を整えるところから始めました。理学療法士監修の「健康リハ看護」の考え方で、寝返りや起き上がりの動作を、清拭や更衣といった毎日のケアのなかに少しずつ組み込んでいきます。ご家族にも、腰に負担のかからない支え方を一緒に確かめていただきました。【仮】
季節がひとつ進んだころ、ご本人は縁側に腰かけ、湯呑みを手に庭を眺めておられました。「これがしたかったんだよ」。その言葉を、私たちも忘れられません。【仮】
庭の花が咲いた日。


「花が咲くまでは家にいたい」。ご本人のその一言から、ご家族と私たち、そして主治医・ケアマネジャーの目標がひとつになりました。庭のことは、ご本人がいちばんよくご存じでした。【仮】
つらさの強い時期もありましたが、在宅緩和ケアとして、お薬の使い方や呼吸の楽な姿勢を主治医と相談しながら整えていきました。夜に不安が強くなるときのために、24時間365日つながる連絡先があることを、ご家族にくり返しお伝えしています。【仮】
庭に花が咲いた朝、ご家族が写真を撮って見せてくださいました。私たちにできたのは、その日までの時間を、そばで支えることだけでした。【仮】
家族と同じ食卓に、もう一度。


入院中は口から食べることがむずかしく、ご自宅に戻られたあとも、食事は別のかたちが続いていました。ご家族は「同じものを食べさせてあげたい」と話しておられました。【仮】
主治医の指示のもとで、飲み込みの様子をこまめに確認しながら、座る姿勢の整え方やひと口の量を、ご家族と一緒に確かめていきました。判断に迷う場面では、作業療法士のアカデミックアドバイザーにも助言をいただいています。【仮】
ある日の夕方、ご本人はご家族と同じ食卓につき、同じ時間を過ごされました。食べられた量よりも、そこに一緒に座れたことを、ご家族は喜んでおられました。【仮】
このページの掲載内容について
【仮:事例イメージです。公開できる実例が整い次第、差し替えます】
【仮:事例イメージ】上記3件は、当ステーションの対象となる方や取り組みをもとに構成した事例イメージであり、特定の個人の記録ではありません。実際のエピソードは、ご本人・ご家族から書面で同意をいただいたうえで、個人が特定されない形(仮名・年代のみ)で掲載します。
また、掲載する内容は経過の事実にとどめ、治療やケアの効果を保証する表現は用いません。
SERVICE
だるまの訪問看護・リハビリサービス
救急・急性期の経験を持つ看護師が、24時間365日体制でご自宅に伺います。ご利用のご相談は、担当のケアマネジャー・相談員の方からでも、ご本人・ご家族から直接でも承ります。

