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予防・フレイル

処置する場所から、暮らし全体へ目を向けて

処置を続ける中で生まれた問いから、ご本人が持っている力を暮らしの中で使う関わりへ。局所と生活全体を行き来した記録です。

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目の前のケアから、別の問いが生まれる

排便の支援や創部のケアに関わっていた方の事例です。訪問では必要な処置を行いながら、膝の動きや姿勢、手の使い方、車椅子での過ごし方にも目を向けていました。

皮膚を守るためのケアは大切です。その一方で、処置する場所だけを見ていてよいのだろうか。姿勢や動かし方、日々の活動も一緒に見直すことで、暮らしを支える手がかりが見つかるのではないか。ケアを続ける中で、そんな問いが生まれました。

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本人が持っている力を、生活の中で使う

そこで、リハビリ担当者とも相談しながら、ご本人が右手を使う機会を日常の中につくるよう関わりました。手の動きを練習することだけが目的ではありません。車椅子を動かすことや、座って過ごす姿勢など、暮らしの中でその力を生かせる場面を一緒に探していきました。

関わりを続けるうちに、右手の動きや車椅子の操作、座る姿勢に少しずつ変化が見られるようになりました。変化の理由を一つに決めつけることはできません。それでも、処置の対象だけでなく、身体全体と暮らしに目を向けることが、次の関わりを考えるきっかけになりました。

この物語から

この物語から

目の前のケアから問いを見つけ、本人の反応を確かめながら方法を探す。局所の処置と生活全体を行き来することを学んだ事例です。

ご本人・ご家族の同意のもと、個人が特定されない形で掲載しています。

この物語は、だるまのチームで関わった支援の記録です。経過やケアの内容は、お一人おひとりの状況によって異なります。

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